ピュア×コネクトの軽い評価と感想

感想系

ピュア×コネクト

前回の記事で『ピュア×コネクト最高だよ!』と言ったと思いますが、完璧な作品ではありません。

完璧な作品なんてこの世には存在せず、どのような作品にもどこかしら欠点が存在します。

ということで今回は、当該作品の良い点と悪い点を軽く述べて行こうと思います。

 

1つ目

私にとって、最大の評価ポイントは告白が2通り選べるという点です。

これによって、ヒロインが勇気を出して告白をする姿と、告白をされて喜んだり困惑したりする姿を楽しむことが出来ます。

そのような、一人のヒロインで二度おいしいという作り方は素晴らしいです。

 

2019年11月29日にHOOKSOFTさんが発売した”どっちのiが好きですか?”も似たような作りになっており、こちらも良い作品でした。

バナー04

(1人に2つのルートが用意されているので、私的には完全上位互換といった印象ですが)。

 

2つ目

共通ルートと個別ルートの分岐が雑。

これは、エロゲではよくある現象ですが、共通ルートの中でどのヒロインのルートに行くかを決定するのですが、その作りが非常に煩雑と言わざるを得ません。

 

共通→選択肢→共通→選択肢→共通……→個別

大ざっぱに説明すると、上記のような流れとなっています。

フレラバという作品ももう少し配慮が欲しかったな、と思う箇所はありましたが、今作はそれ以上にひどい。

それぞれのキャラと仲良くなっていくその過程が楽しみたい私にとって、選択肢後やイベント後にケロッといつも通りの態度に戻っていることは許せません。

一応、バイトが終わった後に好感度の高いヒロインが待っていてくれる、という軽いイベントはあるのですが、それも翌日には忘れてしまったかのようにいつも通りの態度となってしまいます。

共通ルートを作った後、適当に個別のイベントを突っ込んだだけとしか思えないくらい雑な仕上がりとなっています。

そして、その選択肢によって告白をするかされるかが変化するのですが、それを見るために再び長い共通ルートを見直すという作業が始まってしまいます。

ここもマイナスポイントでした。

ヒロインとの距離が縮まったと思った瞬間、離れる。

そんな流れとなっているため、ヒロインの感情の動きの描写は理解が困難です。

 

3つ目

今作最大の問題点がメールです。

このメールが先程言った選択肢に該当するのですが、なんとこのメール、ボイスが無いのです!

フレラバでもなかったから別に大丈夫だろ、とか思っていたのなら、メーカーさんを殴りたいです。

ともかく、これはフレラバでいう”会話パート”でボイスが一切ないような感じです。

一番大切な、ヒロインと距離を縮めたりしていく過程であるはずの場面が、メッセの音しか流れないのです。

これは擁護不可なレベルで事故です。

そもそもエロゲの場合、ヒロインの言い方やニュアンスに関する描写は極端に少ないのです。

これは、声優さんの演技によってその空気を感じ取ることで描く必要が無く、テンポも良くなるという理由があるからです。

それなのに、ボイスなしって。

ヒロインの感情の動きが一ミリも理解できません。

照れているのか、怒っているのか、呆れているのか。

そんな雰囲気が一切つかめないのです。

ただ文字が流れていくだけ。

そんな時間があるだけなのです。

これが、ピュア×コネクトという作品の最大の欠点です。

”選択肢後のボイスがゼロ”

 

4つ目

メールのボイス無しという最悪の問題点を抱えていますが、それを除いてシナリオだけを見た場合の完成度は非常に高いです。

2015年のシナリオ賞を得ているだけあって、素晴らしい!

物語に特に山は無く、ただヒロインとイチャイチャしたり、ドタバタと騒いで楽しい恋人ライフを過ごすというシンプルかつ完成されたものです。

何らかのドラマ性(苦難を共に乗り越える的なの)を求めている人には物足りないかもしれません。

しかし、私はエロゲに対してはヒロインが可愛く描かれていればそれでOKというスタンスですので、大満足でした。

だからこそ、メール部分でのボイスゼロはがっかりしましたが。

 

総評

メールのボイス無しや、共通ルートと個別の選択肢の差し込みによる矛盾や違和感のある構成は残念でした。

しかし、それを除いた一つ一つのシナリオの質は高いです。

登場人物達の掛け合いもSMEEさんの特色が出ていて、声を出して笑えるほど楽しかったです。

重要なヒロインの魅力もキチンと全面に押し出せているので、キャラが好きなら文句なしの一品です。

欠点はありましたが、友人におすすめを聞かれたら普通に勧める程には満足のいく作品でした。

半額セールもやっていますし、DMMさんで購入してみては如何でしょうか。

 

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